一乗寺（北白川）にある天下一品総本店は鶏ガラベースのこってりラーメンが有名な京都で大人気のお店

一乗寺（北白川）にある『天下一品総本店』は全国にチェーン展開するラーメン店、天下一品の総本店です。来店してみると、土曜日のランチタイムとあってお店の外には行列が・・・。そのためお店から車で10分少々のところにある曼殊院門跡周辺を散策してから再度来店することに。曼殊院門跡の参道は美しい新緑で包まれていました。

曼殊院門跡（まんしゅいんもんぜき）は延暦年間（728年～806年）に最澄が比叡山に開いた道場が起源となっている天台宗のお寺です。境内には美しい庭園がありますが、今回は中には入らず次回のお楽しみにすることに・・・。

曼殊院門跡の境内の西側にある勅使門は江戸時代に創建されたもので、実はこちらが正門にあたります。白い築地塀に入っている横の5本線は格式の高さを示すものだそうです。

今は新緑が美しい季節・・・。曼殊院門跡周辺は鮮やかな青紅葉で彩られていました。紅葉の時期になるとこの辺り一帯が赤やオレンジ色に染まり、多くの観光客が訪れます。

もう少し散策することにし、曼殊院門跡の西側にある曼殊院天満宮を参拝することにしました。こちらの境内も秋になると色鮮やかな紅葉に彩られ、多くの人が訪れます。境内を歩いているうちに混雑のピークのランチタイムも過ぎたので、天下一品総本店へと向かうことにしました。いよいよおいしいグルメタイムの始まりです！

白川通り沿いにある天下一品総本店に戻ってきました。お店は昭和46年（1971年）にこちら北白川で創業、その後全国にチェーン展開し、今では200を超える店舗が・・・！天下一品のラーメンは北白川で誕生した全国的にも大人気の京都グルメなのです。こちらはその天下一品の総本店ということで連日多くの人で大賑わい、ラーメン激戦区と言われる一乗寺エリアの中でも大変人気があります。

お店の外に行列はもう無くなっていたものの、お店に入るとランチタイムは過ぎた時間帯にもかかわらずほぼ満席状態！客席は横にズラリと並ぶカウンター席とテーブル席があります。今回はテーブル席に案内していただきました。

メニューにはたくさんの種類のラーメンが！また、唐揚げなどのサイドメニューも充実しており、様々なグルメが楽しめます。今回は天下一品の代名詞とも言える『こってり』を注文しました。麺は普通麺と細麺から選べ、またにんにくも有りと無しが選べます。今回は普通麺とニンニク有りにしました。

【こってり】
こってりのラーメンが運ばれてきました。具はネギ、チャーシュー、メンマとシンプル。スープは麺が透き通らないほどトロッとこってりとして、見るからにスープの素材のうまみが凝縮していそうです。

天下一品のスープは鶏ガラと野菜がベースとなっています。そのため臭みも無く、こってりしているのに後味はすっきりとしていて、全部飲み干せてしまうほど・・・。創業者が約4年にも及ぶ試行錯誤を繰り返し誕生したスープです。にんにくは程よいアクセントになっていますが、無しにしても十分おいしく頂けます。

ラーメンのスープと同じくらい重要なのが麺。天下一品の麺はモチモチとしているのにのど越しが良く、スープとよく絡みます。最後まで飽きが来ずに、あっという間に完食してしまいました。

おいしいグルメを食べ終え、ふとカウンター席の方を見ると先ほどまでズラリと並んでいたお客さんの姿が無くなっていました。この後夕方になれば再び席はいっぱいに埋まることでしょう。北白川で誕生した天下一品のラーメンはこれから先も多くの人に愛されていくに違いない京都グルメです。次回の来店も楽しみにしながらお店を後にしました。

今回選んだのは『こってり』でしたが、『あっさり』や『味がさね』も大変人気があります。天下一品はメニューが種類豊富なので、きっとお好みのラーメンが見つかるはずです。京都発祥の全国的人気グルメ、ぜひ味わってみてください。

【天下一品総本店】
住所：京都市左京区一乗寺白川通北大路下ル西側メゾン白川1F
電話：075-722-0955
時間：11:00～翌3:00
休み：木曜日
交通：叡山電鉄叡山線茶山駅徒歩10分